筋力トレーニングで膝痛を改善する

椅子から立ち上がる時や階段を降りるときなどに感じる膝の痛み。 なかなかよくならず困っている人も多いのでは? これまで膝の痛みの原因は、膝の関節の間でクッションの役割を果たす軟骨の摩り減りだと考えられてきました。 残念ながら、一度摩り減った軟骨は元に戻ることはありません。

しかし、ご安心ください!!
近年の研究で、慢性的な膝の痛みは、実は、膝以外の別の場所に原因があることが判明。 その場所を正常な状態に戻せば、膝の痛みが劇的に改善するというのです。


■太腿力こぶ運動

お風呂で筋トレ

脊髄の大事な役割は、「脳の指令を手脚の末端にまで伝えること」と「痛みの信号を脳に伝えること」。 脊髄は、軽い痛みは小さな信号として、強い痛みは大きな信号として脳に送る働きがあります。 ところが、脊髄の機能が異常を来すと、脊髄は小さな刺激でも大きく増幅、強い痛みに変えて脳に伝えてしまうのです。 実は、膝の痛みを伝える信号と大腿四頭筋やハムストリングスなど太腿からの筋肉の信号は、同じ神経を通って脳に送られます。 そこで、太腿の筋肉を動かす運動をすることで、今まで膝の痛み刺激の信号だけだったところに、筋肉の刺激信号が混ざり、 互いの信号が中和されて、運動をすればするほど感じる痛みが軽減され、結果、暴走した脊髄の痛みコントロール機能が正常化ます。

運動をすればするほど痛みが軽減されるとはいっても、「膝が痛い飲み筋トレはできない、したくない」というのが本音。 でも、ご安心ください。太腿力こぶ運動なら、誰でも簡単に膝の痛みが軽減できます。 太腿力こぶ運動は、お風呂でできる簡単な運動。次の手順で行います。

  • 浴槽に浸かったらまず、浴槽の背もたれにもたれかかります。
  • 次に反対側の浴槽の壁に両足をぴったり付けます。足が届かない人は、背中に桶などを挟み調節してみてください。
  • この体勢ができたら、両方の足に力を込め浴槽の壁をギューッと押します。
  • 5秒間押したら緩めます。
  • 1〜4を20回ほど繰り返す。

この時大事なのは、脚の太腿にグッと力を入れて力こぶを作るようなイメージで行うことです。